【RX-8】2年半、お世話になりました(T_T)
色々私生活で変化があり、中々更新できず...。
タイトルから察して頂けると思いますが、私RX-8を手放しました。
社会人として初めて自分の車を持ち、サーキット、ジムカーナーなど色々な経験をさせて頂き、車を運転する基礎を教えてくれました。
改めて、RX-8の良かったところを挙げると、
・ロータリーエンジンであること
→子供の頃からの憧れだったので、乗ることができて本当に幸せものでした。
直線的なトルクの盛り上がりはVTECのような躍動感はありませんが、扱いやすいです。
エキゾースト系はフルで社外品だったのですが、サウンドも素晴らしかったです。
・FRレイアウトであること
→シャシの基本性能が高いのか、アンダーもオーバーも自由自在といった感じです。
アクセルオンでリアに荷重をかけてグイグイと曲がっていくときや、ジムカーナーで360ターンが決まったときの快感は素晴らしいです。
・ブレーキ性能が素晴らしい
→制動距離は抜群に短いらしいですが、タッチもすばらしく、初期の制動が強すぎないのでABSに無駄に介入されることなく、踏めば踏むほど効くようなコントロール性が素晴らしいものでした。
逆に悪かったところで言うと、
・ロータリーエンジンであること
→これはよく言われることですが、経済性の欠片もありません(笑)。
プラグやオイルに気を使わないと、すぐに機嫌を損ねます。
感覚的には純正の0W-20よりも、RE雨宮の5W-30のような少し硬いものが相性良い気がします。
柔らかいオイルだと、圧縮が抜けて始動性が悪くなる感覚です。
燃費は街乗り6km/L、ひたすら高速で10km/Lといったところです。
性能曲線もNAなので出力のためには高回転化するしかなく、しかも実測では到底カタログ値に届かない値を叩き出します(ポートチューンなど行ってやっと250ps、どうやって認証受けたんだろう…)。
また、出荷時のバラつきも多い気がします。
これがS2000並にきちんと出てたらもっと状況は変わったと思います。
・熱に弱い
→私は諸事情でそこまでお金をかけませんでしたが、サーキット走るなら水温計、油温計、油圧計、冷却系の強化は必須だと思います。
水温計のみで走った時は、真夏だとあっという間に100℃突破します。
クーリングボンネット導入しましたが、効果はあったのかな?(笑)
初期型はオイルクーラーもツイン化した方が安心です。
・内装が弱い
→RX-8のよくあるトラブル、もしくは私のは2003年式で経年劣化があったのかもしれませんが、ダッシュボードはひび割れ、センターコンソールの蓋は壊れ、シガーソケットの蓋もバネが飛んだりと色々壊れました。
・クラッチが重い、音がする
→重いです。86乗った時はおもちゃかと思うくらい軽かったのを覚えています。また、Dで何度かグリスアップ等してもらいましたが、ギューと音がして、フィーリングも良くないです。
・駆動系が微妙
→ミッションは初期型は某I社のものですが、あまり強くない印象です。マウントがヘタってたのかもしれませんが、全開の3→4速でなぜかギアが鳴いて入らなかったり、6→5速もきちんと回転を合わせてもギアが鳴いて入りません。
もしかしたら、ミッションオイルの粘度もあるかもしれません。
また、エンジンの特性上もう少しギアがクロスしていたらもっと楽しいと思います。
っとまあ悪いところも結構ありましたね(笑)
要はお金をかければ凄く良い車です(笑)
なぜ手放すに至ったかと言うと、通勤に使用するようになろうとしたタイミングで急にエンジンがかかり辛くなったからです。
かからなくなった原因は、たまたまやったちょいがけもあるでしょうが、JAFを呼んだりと結構大事になり、通勤に使う手前こんなことがあったら問題なので、家族会議を行って乗り換えを決意しました。
ということで、2年半大変お世話になりました。
次の愛車は近々紹介します。
【RX-8】ワイパー交換 (とついでにECUリセット)
本日は愛車のRX-8のワイパーを交換しました。
半年くらい前からワイパーの切れが悪いことは認識してましたが、中々交換を実行できず、、
つい先日車検に出したときに交換してくれたと思ったらされてない!
しかたなく、オートバックスで購入しました。
オートバックスまでの道中、オートエグゼのエアインダクションから純正に戻した際にECUの再学習をしていなかったので、人気が少ないところでやりました。
方法は大雑把に言うと、暫くアイドリングで学習、2500~3500回転で15秒以上、4500~5000回転で15秒以上学習だったかな?
一応最後はアイドリングでエアコン全開とかで負荷もかけてやりました。
再学習をすると、雨さんとこのECUの力をフルに発揮できる感じがして気持ちいいです。
その後オートバックスでワイパー購入。
4000円くらいしましたねえ。
帰宅して交換しましたが、ゴムだけではなく、ブレードまで交換するタイプは初めてでした。
交換前のワイパーを見ると、、、
こりゃダメだわ(笑)
ディーラーは車検で全く見てなかったってことですね。
にしてもブレードだけピカピカになって、アームが塗装剥げててカッコ悪い(;´_ゝ`)
【インプレ】マツダ キャロル (スズキ アルト)
本日からRX-8を車検のためディーラーに預けます。
その代わりの車がキャロルだったので、簡単にインプレします。
ご存知のように、キャロルはスズキのアルトのOEMです。以下アルトに統一します。
まだ10キロも走っていないので、本当にファーストインプレッションですが。。。
代車はCVT、マニュアルエアコンでスズキで言うエネチャージ付きというグレードでした。
室内はパッと見広いですが、高さ方向だけでドアはペラペラです。
それと、座席が異常に高く感じました。ハンドルやメーターが低いためそう感じたのかも知れませんが、視界確保や背の小さい方も考慮されていそうです。
※私は身長173cmです
確かに見渡しは最高で、左折時はRX-8の比じゃないです(笑)
エンジンはカタログスペックの割にきちんと走ってくれそうです。
車重が600kg台というのも効いていそうです!
乗り心地も全然いいですね。
ただし、CVTの制御はイタダケナイです。
ゆっくり発進する場合でも、発進時はいかにもトルコン効いてますっていう感じで回転が上がり、いきなりロックアップが効いたようにガクンと回転が下がります。
そこからできるだけ低回転で加速しようと頑張るのですが、もうちょっと加速して欲しいとアクセルを少し踏むと、いきなりキックダウンしたかのように回転数が上がります。
正直すごいギクシャクします。以前乗っていたダイハツのムーヴはそんなことは一切なく、アクセルの開度に合わせて自然に回転数が上がっていく仕様でした。
ただし、営業車として使う場合、アルトのようにスパンと回転数が上がってくれた方がキビキビとしているためストレスは少ないかもしれませんね。
加えてエネチャージが曲者で、減速時のエネルギーを電気エネルギーとして蓄えて、加速時に発電しないようにすることでロスを低減しているのですが、アクセルを離すといかにも回生していますという減速Gで、通常惰性で走れそうな場面でも速度を保つためにはずっとアクセルを踏む必要があります。
この回生は停止直前にカットされ、いい感じに減速して停止しようとしたら急に押し出されます。回生がカットされることをある程度予想して減速する必要があります。
そこらへんは制御で頑張って欲しかったですね。