【インプレ】マツダ キャロル (スズキ アルト)
本日からRX-8を車検のためディーラーに預けます。
その代わりの車がキャロルだったので、簡単にインプレします。
ご存知のように、キャロルはスズキのアルトのOEMです。以下アルトに統一します。
まだ10キロも走っていないので、本当にファーストインプレッションですが。。。
代車はCVT、マニュアルエアコンでスズキで言うエネチャージ付きというグレードでした。
室内はパッと見広いですが、高さ方向だけでドアはペラペラです。
それと、座席が異常に高く感じました。ハンドルやメーターが低いためそう感じたのかも知れませんが、視界確保や背の小さい方も考慮されていそうです。
※私は身長173cmです
確かに見渡しは最高で、左折時はRX-8の比じゃないです(笑)
エンジンはカタログスペックの割にきちんと走ってくれそうです。
車重が600kg台というのも効いていそうです!
乗り心地も全然いいですね。
ただし、CVTの制御はイタダケナイです。
ゆっくり発進する場合でも、発進時はいかにもトルコン効いてますっていう感じで回転が上がり、いきなりロックアップが効いたようにガクンと回転が下がります。
そこからできるだけ低回転で加速しようと頑張るのですが、もうちょっと加速して欲しいとアクセルを少し踏むと、いきなりキックダウンしたかのように回転数が上がります。
正直すごいギクシャクします。以前乗っていたダイハツのムーヴはそんなことは一切なく、アクセルの開度に合わせて自然に回転数が上がっていく仕様でした。
ただし、営業車として使う場合、アルトのようにスパンと回転数が上がってくれた方がキビキビとしているためストレスは少ないかもしれませんね。
加えてエネチャージが曲者で、減速時のエネルギーを電気エネルギーとして蓄えて、加速時に発電しないようにすることでロスを低減しているのですが、アクセルを離すといかにも回生していますという減速Gで、通常惰性で走れそうな場面でも速度を保つためにはずっとアクセルを踏む必要があります。
この回生は停止直前にカットされ、いい感じに減速して停止しようとしたら急に押し出されます。回生がカットされることをある程度予想して減速する必要があります。
そこらへんは制御で頑張って欲しかったですね。