固定ローラー 16.10.05 パワートレーニングもどき
前回Stravaを使い始めたことを書きましたが、以前のヒルクライムの結果からFTPを推定し、それを室内トレーニングに取り入れることを考えました。
今年のヒルクライムレースの結果を以下に並べます。
5月22日 ハルヒル 189W
6月12日 富士ヒル 180W
9月25日 赤城ヒルクライム 171W
FTPは「Functional Threshold Power」の略で、1時間持続可能なパワーです。
それを考えると、私の実力はハルヒルの約1時間の平均パワーである189Wあたりではないかと思われます。
ただ、タイムが同じくらいの富士ヒルと赤城ヒルクライムで約10W落ちていますので、練習不足で現在180Wくらいではないかと考えています。
なんとも情けない貧脚具合ですが、、、FTPを向上させるには、FTP付近のパワーを長く出し続けることがキーになるようです。
もう一つ付け加えると、トレーニング効果と身体へのダメージの関係がちょうど良い負荷領域があり、FTPの90%付近でトレーニングすると良いと言われています。
この領域でトレーニングを行うことを、SST「スイートポテトトレーニング」と言い、私の場合は180×0.9=162Wです。
しかし、私はパワーメーターを持っていないので、固定ローラーの推定負荷を用いて、仮想的にパワートレーニングを行います。
こちらがミノウラが公開している速度と負荷の関係です。
大体負荷3で20km/h弱で走れば目標の負荷となりそうです。
ということで、実践した結果がこちらです。
パワートレーニングの良いところは、心拍数のようにタイムラグがなく、すぐに目標の負荷になるため効率が良いところだと思います。
心拍数を用いたトレーニングでは、FTPを向上させるには最大心拍数の80%で走れと言われていますが、今回推定パワーを目標にトレーニングを行った結果、心拍数は概ね80%付近を推移していたため、推定パワーを用いることの有効性を示せる良い結果なのではないかと思いました。
だがしかし、パワーメーター欲しいですなあ。。。